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    <title>Smash Blog</title>
    <link>http://www.nsks-smash.com/blog/</link>
    <description>Smash編集部のBlog</description>
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      <title>Smash Blog</title>
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    <item>
 <title><![CDATA[ナダル、ウインブルドン初優勝]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=480</link>
<description><![CDATA[　前日から雨の予報。今日も途中で中断が繰り返される中、日没が近づくという状況で、<br />
ファイナル9-7のロングマッチ。一体、今日中に終わるんだろうか、という感じでしたが、終わりました。しかも、劇的な幕切れで。<br />
<br />
　両者ともに死力を尽くし、同時に体力や技術だけでなく、技術や駆け引きの極みまで使い尽くした戦いでした。<br />
<br />
　ナダルが初優勝です。<br />
　フェデラーの連覇も5で途切れました。<br />
　<br />
　しかし、2セットダウンから巻き返し、一時は勝利を手にしかけた王者フェデラーを突き放したナダルの強さときたらもう……。<br />
　<br />
　やっぱり記録というのはそう簡単には破れないものなんでしょうかね。数字そのものには大きな意味はなくても、5年間ずっと頂点の力を維持し、成長して来るライバルたちを退け続けるというのは、やはり恐ろしく強くないと無理です。それを6年続けるとなると、さらにハードルが高くなるはずです。人間、誰でも平等に歳は取って行くものですから。<br />
　<br />
　サンプラスは4連覇で途切れ、その後3連覇しました。<br />
　5年という歳月は本人だけでなく、周囲の環境も変えます。サンプラスの時はコーチががんで倒れ、亡くなったのが5連覇を狙っていたシーズンでした。精神的にどん底だった年だったといいます。<br />
<br />
　また、フェデラーは以前、「自分の中にモンスターを作ってしまった」と言っていたことがありましたが、勝たなければならない、というモンスターがまたここで彼に牙を剥いたのかもしれません。<br />
　なにしろ今季はまだGS無冠。牙城のウインブルドンも失って、今後のハードコートシーズンでの巻き返しが期待されます。<br />
<br />
　ファンの方には異論ももちろんあるとは思いますが、何だかフェデラーにとっては今回の負けも不幸中の幸いだったんじゃなかろうか、とも思います。少なくとも、ナダルに負けるというのは、彼にとって精神的に納得しやすいでしょうし、今後、切り替えて行く上でも、克服しやすいんじゃないかと思うからです。<br />
<br />
　これでフェデラーはまたもう一段階強くなるような予感もします。まさかこのまま尻すぼみに終わるような選手ではない、と今まで　の彼の実績から信じられるからです。<br />
<br />
　記者会見ではさすがに憔悴し切った表情でしたが……。<br />
<br />
　一方で心配なのはナダル。<br />
　人生の大きな目標だったウインブルドンを取って、あとはNo.1だけ。例年成績の悪いハードコートシーズンがこれから始まるわけですが、フェデラーとの差も僅差となるし、フェデラーは守るポイントが多いのとは逆に、ナダルは少しでも上積みできればフェデラーを近いうちに逆転できる可能性もあるからです。<br />
<br />
　これでNo.1まで獲得してしまえば、その先に彼が何を目指していくのか……。<br />
　情熱が全ての源になりやすいラテン系の選手たちは、大きな栄光の後に大きなスランプが待っているケースが多いんです。<br />
　ナダルがその例外であってくれればいいんですが……。<br />
<br />
　ともあれ、きっと今夜はお祝いでしょう。<br />
　でも、さっきの会見では「明日にはシュツットガルトに行く」と言ってましたが……。<br />
<br />
　長いようであっという間の2週間も終わりました。<br />
　<br />
　ウインブルドンについて詳しくは7/19に(今月はいつもより早いですよ!!)発売になる本誌でお届けしたいと思います。お楽しみに!!<br />
<br />
※写真は後で上げます。まだ整理がついてないんです。あしからずご容赦ください。<br />
　]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=480</comments>
 <pubDate>Mon, 7 Jul 2008 08:54:22 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[女子の決勝]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=479</link>
<description><![CDATA[<br />
<br />
　女子の決勝は、久々のウィリアムズ姉妹対決でした。最近は二人ともランキングを落としてはいましたが、その実力が今のランキングではないことは、誰もが知るところですから、二人が決勝で戦うのも、別段意外でも、不思議でも、番狂わせでもないわけで、それだけ今のトップクラスが団子状態ということでしょう。<br />
<br />
　しかし、やはりこの世代は強かったんだなあ、と改めて思います。<br />
　テニス界というのは不思議なもので、強い選手が現れて来る時には世代として、層としてまとまって出て来ることが多くあります。<br />
　近年の当たり年は1980年前後に生まれた世代。これは男女ともにタレント揃いでした。<br />
　<br />
　女子はウィリアムズ姉妹を始め、ヒンギスやクルニコワがいて、エナンやクリステルスもほぼ同時期と言ってもいいでしょう。また、ロシアから大勢の選手たちが出て来たのもこの世代が最初のきっかけ世代。ミスキナやデメンティエワがそれに当たります。<br />
　彼女たちの中で最初にトップに駆け上がったのがヒンギスで、ファンの目をかき集めたのがクルニコワ、そしてウィリアムズ姉妹でした。<br />
　<br />
　それぞれ絶頂期が微妙にズレたせいで、お互いの熾烈なライバル関係で楽しませてくれたのは、初期のヒンギスとビーナスぐらいでしたが、それでも多くの名勝負を演じてくれた世代だと思います。<br />
　<br />
　今回の決勝を見ながら思ったのは、強かったあの世代はまだ20代半ばをちょっと過ぎたところ、というはずなのに、残っている選手が少なくなってしまったな、ということ。<br />
　デメンティエワは今回もベスト4に残ってきましたが、ミスキナは出産して復帰するかどうかもわからず、ヒンギスは引退。エナンもクリステルスももういません。クルニコワは……。一応、公式には引退してない、ってことになってるだけです。<br />
<br />
　そんな中、ウィリアムズ姉妹の二人がまだタイトル争いをしていて、30歳以降も現役を続けると言っているのが逆に意外でもあります。<br />
　なにしろあの二人は、テニスより副業の方が大事だ、なんて言われていた時期もあったわけで、一時は真っ先にいなくなりそうだったのに、結局最後までテニス界で頑張っている。<br />
<br />
　センターコートを、この二人は今も駆け回ってる。昔より確実に強くなって。<br />
<br />
　そんなことを思いながら、今日の決勝を見ました。<br />
　<br />
　皆さんはどんなことを考えながら見ていましたか?]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=479</comments>
 <pubDate>Sun, 6 Jul 2008 08:07:00 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[なんだか見慣れた]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=478</link>
<description><![CDATA[　このところ、写真の整理が追いつかず、テキストのみでお送りしているこのコーナーでしたので、お口直しでも。<br />
<br />
<br />
<br />
　記者の父親もファンだというイバノビッチさんでした。<br />
<br />
　何だか彼女が負けてしまったのも、遠い昔の出来事のような気がする今大会12日目(本当は13日目なんですが、日曜日をカウントしないので、ここでは12日目なんです)、とうとう見慣れた光景になりつつあります。<br />
<br />
　なんと、今日はいいとして、明日の男子決勝の天気予報が「最悪」なんだそうで、大会は月曜日決勝を半ば決断した、とこちらの新聞各紙が伝えています。日曜の切符は当然売り切れ中。大会は100万ポンドに及ぶ払い戻しに応じるとも言っています。<br />
<br />
　ま、新聞というのはどの国でも予測をする時には最悪のケースを想定するものなので、実際どうなるかはわかりませんが、来年、屋根が付けばもうそんな心配もいらなくなるわけで、もし、本当に降ったら降ったで、それはそれで劇的だなあ、と思ってたりもします。<br />
<br />
<br />
　ま、もちろん、我々にはとんでもない非常事態になっちゃうんですが……。<br />
<br />
　さて、今日は女子決勝。<br />
　久々のウィリアムズ姉妹対決となりました。<br />
<br />
　昔ほどにはお互いに遠慮しない間柄に成長しているようにも見えますから、純粋に試合として面白くなりそうです。<br />
　もう、この二人の試合に対して、疑い出したら全部が怪しく見えるかもしれませんが、正直に言って、別に怪しいところはないと思いますよ。<br />
<br />
　むしろ、成長してお互いに別の生活が始まった後の姉妹って、他人よりも遠慮がない分、喧嘩しだすと本気になる、って側面もあるじゃないですか?<br />
<br />
　いい試合を期待しましょう!]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=478</comments>
 <pubDate>Sat, 5 Jul 2008 19:58:50 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[さて、男子準決勝です]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=477</link>
<description><![CDATA[　昨日は女子準決勝。デメンティエワも鄭潔も頑張りましたが、やはりウィリアムズは強いですね。<br />
　しかし、デメンティエワも鄭潔も、最後までファイトし切っていたのは見事です。今はそういう気分が女子ツアーには漂っているんでしょうね。行けるぞ!  という感じが。<br />
<br />
　さて、今日は男子の準決勝。フェデラーがサフィンと、ナダルがシュットラーとです。<br />
　フェデラーはまるで油断していない、という意味の話をあちこちでしています。一方のサフィンは……。あの人は最近いつでも自虐的なんで、どこまで本気なのかがわかりません。<br />
<br />
　ナダルはいつもの通り、やる気十分。シュットラーは昨日勝ち抜けたんですが、ナダル戦について聞かれても、「とりあえず今日の試合だけに集中してたからなあ」と苦笑いで言葉を濁してました(笑)。<br />
　これはクレモンも同じで、「次はどっちが勝つと思う?」と聞かれて、「いや、ほんとに全然わからないね(苦笑)」、というムード。<br />
　……覚悟はできてるみたいですね……。<br />
<br />
　でも、選手ってのは負けるためにコートには出て行かないもの。今もなんとかして勝つ方法がないか、シュットラーはきっと色々と考えてるでしょう。<br />
　<br />
　今日、何が起きるか?  期待しましょう。<br />
<br />
　ところで、昨年も準優勝だったジュニアの土居&奈良ペアが勝ち残ってます。<br />
　こっちも頑張って欲しいですね。<br />
　ちなみに、江原くんのダブルスもまだ勝ち残ってます。<br />
　芝や会場の雰囲気に慣れるのには時間がかかるもの。もうさすがに慣れた頃でしょうから、あとは実力だけです。<br />
　さて、もうすぐスタートですよ!!<br />
]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=477</comments>
 <pubDate>Fri, 4 Jul 2008 20:28:03 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[大会9日目は]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=476</link>
<description><![CDATA[　男子の準々決勝。<br />
　フェデラー対アンチッチ、ナダル対マリーがセンター。<br />
　サフィン対F・ロペス、シュットラー対クレモンが1番でした。<br />
<br />
　昼過ぎからしばらく天候が悪く、本格的にスタートしたのはこちらの時間で午後4時半頃でしたが、センターはフェデラーがアンチッチを予想以上に早く片付けてしまい、ナダルもこれまたマリーをあっさり退けた関係で無事に終わりました。<br />
　一方の1番コートはサフィンがF・ロペスのSVに慣れるのに少し手こずったようで、少しばかり長引きました。その関係でシュットラーとクレモンの試合は1セットオールで日没終了。先日のマリー対ガスケ戦ではあれほど粘り腰だった大会主催者も、地元選手以外だとあっさりしたもんでした。<br />
<br />
　フェデラーもナダルもここにきてレベルがやはり上がって来てます。アンチッチもかなり頑張っていましたが、フェデラーの方が最後の決め手の多さで上回ってました。<br />
　ナダルとマリーは……。マリーももう少し頑張ってフィジカルをつけようね、という感じでしょうか……。<br />
<br />
　実は昨日、ナダルが警備の人も連れず、ふらりと会場を歩いていたのに遭遇したんですが(気づいたのは私と、横で取材をお願いしていたコーチ。私たちの反応に気づいて振り返った数人の観客だけでした……。まさか、という感じだったんです)、コートの上の姿だけを見てると意外に気づかないんですが、一般人が歩いているところで遭遇すると、彼らの身体付きの違いを嫌と言うほど感じさせられます。<br />
　ナダルはまるで野生動物のような、全く無駄のない身体つきで、コートの上を縦横無尽に駆け回れるのも当たり前、という感じなんです。<br />
<br />
　サフィンのロペスの試合は、スコアから見ても、内容から見ても結構競ったとは思うんですが、二人の表情や態度の違いを見れば、精神的にはロペスの完敗だったんじゃないかと思います。ロペス、サフィンを相手にしたらまたこの日のことが甦って来るんじゃないでしょうかね。<br />
　<br />
　サフィンという人のイメージはもしかすると豪快で、大胆なイメージかもしれませんが、テニスに関してはとても繊細な人で、色々と考えながらプレーしている人だと感じます。相手の得意な部分をつぶしにかかって、攻め手を次々と奪いながら、攻めに転じればパワーで圧倒する。<br />
　彼に負けるとしばらくは、「この人には勝てない」という気にさせられるタイプだと思う訳です、しかも、彼は多分、意識的にそれをやってます。<br />
<br />
　フェデラーも似たところがあるんですが、彼の場合はサフィンほど相手の得意部分と勝負してリスクを取らない傾向があって、あくまでも自分の土俵に相手を引きずり込むのがうまいんです。<br />
　これはナダルも似てます。今の強い選手はたいていフェデラーのように、自分の得意分野に相手を引きずり込んで、得意なプレーで勝つという感じです。<br />
<br />
　サフィンは今日、これまでよりもSVをかなり増やしてました。これはロペスのパスがうまくないこと、最近のSVは相手に前に出て来られ慣れていないので、そうされると途端にリズムが狂うことを知っていたからでしょう。<br />
　しかし、SVはサフィンのプレーではありません。でも、できちゃうし、やっちゃう。そして勝ってしまう。<br />
　フェデラーとサフィンがどう戦うか、大いに見物です。<br />
<br />
　この大会がクレーと違うと感じさせられるのは当然ですが、ここまでのナダルの対戦相手たちが、妙にナダルに普通にフォアを打たせているのが気になりました。確かにクレーでの時ほどナダルのフォアも跳ね上がっていないので、扱いずらくはないと思うんですが、ナダルはフォアならどんなところから打ってもコートにねじこんできます。もう他の選手たちとはボールの軌道が明らかに違います。とんでもなく曲がって落ちます。あんなのを打ってるのはフェデラーぐらいです。<br />
<br />
　いやー、男子のテニスは面白い。<br />
　明日、女子にも楽しませて欲しいところですが、どうでしょうね。<br />
　久々のウィリアムズ決勝になるのか、一角、あるいは共に崩れるのか?<br />
<br />
  中国のジャンジーもデメンティエワもいいですから、試合が楽しみです。]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=476</comments>
 <pubDate>Thu, 3 Jul 2008 08:11:58 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[大会9日目の朝になりました]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=475</link>
<description><![CDATA[　数日更新が滞ってしまいすみませんでした。<br />
　幣誌の場合、GSの大会直後が締め切りになる関係で、後半になればなるほど仕事がばばん、とやってくるというわけで……。ロンドンに来ていようが、どこにいようが、それは変わらないわけです……。<br />
<br />
　さて、まずは昨日のことからお話しましょう。<br />
　中国の鄭潔(ジャンジー)が、バイディソワを倒してベスト4に入りました。<br />
　彼女はイバノビッチも倒してのベスト4です。<br />
<br />
　何しろ思い切りがいい。ラケットが振れてます。自分の打つボールが入らない、決まらないわけがない、というぐらいの自信を感じます。<br />
　こういう状態の選手って強いんですよね。もしかすると、もしかするかも……。<br />
<br />
　ウィリアムズ姉妹は予定通り?  ここまでやってきました。あの二人はウインブルドンには結構特別な思い入れがあるようで、「特別な力が出て来る」なんてことも言ってるようです。<br />
<br />
　さて、今日は男子の準々決勝。天候は、思わしくないですね。<br />
　昨日は真夏のような日差しと、真っ青の青空だったのに、今日は曇っていて、暑くはないのですが、若干蒸しています。にわか雨の予報もあるそうです。<br />
　フェデラーはアンチッチとセンターで、サフィンがF・ロペスと1番で、午後1時からスタートする予定です。<br />
　<br />
　センターの2試合目はナダル対マリー、1番の2試合目はシュットラー対クレモン。<br />
<br />
　え? 最後が地味?  何をおっしゃいますやら、全豪の準優勝経験者同士の熱い戦いじゃないですか。しかも、クレモンはここまで、いや、ここでもまだシード選手と試合をしていない、という超幸運男。こういう人が案外怖いんですよ。いやホントに。<br />
<br />
　大会9日目。期待してください。]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=475</comments>
 <pubDate>Wed, 2 Jul 2008 19:57:27 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[大会6日目]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=474</link>
<description><![CDATA[<br />
　大会6日目の土曜日も終わりました。明日はミドルサンデー。大会はお休みです。<br />
　実はプレスルーム関連も限定的にしか動かないため、本当にお休みなんです。他のGSではお休みはありません。全仏に至っては、初日を日曜日にして、大会期間中に3度日曜日が来るようにしたりしていますから、ここは正反対です(イギリス人よりフランス人が働き者、ってことは絶対ないと思うんですが……)。<br />
<br />
　さて、休日前のこの日は男女Sのボトムハーフの3回戦と、ジュニアたちの試合が始まりました。この日、出て来た日本のジュニアたちは土居美咲選手を皮切りに、ロンギ正幸選手、奈良くるみ選手でしたが、それぞれ頑張ってはくれたものの、勝ち残れませんでした。<br />
　これを芝に対する慣れの問題にすれば話は簡単なんですが、実際には世界中に芝に慣れているジュニアなんてほとんどいないわけで、条件はみんな似たようなもの。勝ちからより、負けて学ぶことの方が多いとも言いますから、それぞれの選手たちがこの経験を本当の意味で今後に生かして欲しいところです。<br />
<br />
　でもまあ、確かにいきなり1週間プロたちが使い古した芝のコートに立たされたら、まともに打ち合うだけでも大変だ、とも思うんですけどね。ある意味、最初はきれいなコートでスタートして、徐々に慣れて行けたはずのプロたちより条件は厳しいわけで……。<br />
<br />
　さて、今日で3回戦も全部終わりました。<br />
　月曜日からは2週目に入ります。ここまで波乱も多かった大会でしたが、来週は現時点で本当の意味で調子のいい選手が残ってきているわけで、ランキング上ではともかく、内容的な意味での番狂わせは起きにくくなるはずです。<br />
　<br />
　今日はサフィーナが負けました。全仏の決勝を戦った女子の二人が1週目で消えたことになります。サフィーナは足に痛みを訴えていて、試合直後は足を押さえて泣き崩れていました。<br />
　クレーと芝での違い、というだけでなく、コンディショニングの難しさと説明した方がいい気がします。全仏を決勝まで戦っていた選手の場合、ウインブルドンの1回戦までのインターバルはわずか2週間。この間に気持ちを引き締め直して、体調を整え、さらにテニスもチューニングする、というのは並大抵のことではないのでしょう。<br />
　エナンでさえそれは簡単なことではなく、全仏で3連覇含む4勝した彼女のウインブルドンでの最高成績は準優勝2回なわけですから。<br />
<br />
　男子はナダルがキーファーとまたも暗闇試合をやってました。<br />
　この時期のロンドンの日没は午後9時半ですが午後8時半頃にはもうかなり暗くなります。二人の試合が入ったのは午後7時過ぎ。いくら進行が早いウインブルドンでも、男子の試合を入れるにはちょっと遅すぎるような気がする時間帯でした。<br />
　どちらかがストレートで勝てばいいとして、もつれたら確実に中断試合になったはずです。<br />
<br />
　第1セットはお互いに譲らず、タイブレークまでもつれました。ナダルにもエラーが多く、キーファーのフラット系の強打に手こずっていたような印象でした。<br />
　しかし、ナダルやフェデラーという選手は、試合中にどんどん相手のボールに慣れて行きます。試合の序盤にうまくいっていたことでも、中盤には通用しなくなり、後半には逆襲できるというのが彼ら強い選手たち。よく「ギアを上げる」と言いますが、試合を通じて必要な分だけレベルを上げて行けないと、彼らとは勝負になりません。<br />
　<br />
　ナダルも第2セット以降はキーファーのテニスに慣れて試合の流れを掌握。スコアも一方的になっていきました。<br />
　<br />
　第3セットも一方的でしたが、最後の最後でキーファーが粘って、初めてナダルをブレーク。会場からはやんやの歓声が起き、キーファーは観客を味方につけましたが、そこまででした。<br />
<br />
　もう一つの暗闇試合は、ヨーズニー対ステパネク。2番コートのこの試合ももつれ、試合が終わったのはほとんど日没時。ステパネクは転倒した拍子に右腕を傷めたようで、かわいそうな幕切れでした。<br />
　ステパネクのネットプレーは、ウインブルドンに似合う華麗さ(?)があるだけに、残念でした。彼がナダルとどう戦うのかが見てみたかった……。<br />
<br />
　写真はまた改めて上げますね。<br />
　取り急ぎ、今日のダイジェストでした。<br />
<br />
　しかし、お天気がいいです。<br />
　ウインブルドンって、こんなに晴れてる大会でしたっけか??  すでに日焼けがやばい状態まで来てしまいました……。<br />
<br />
<br />
　]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=474</comments>
 <pubDate>Sun, 29 Jun 2008 09:37:33 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[大会6日目の速報として(午後4時追加あり)]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=473</link>
<description><![CDATA[<br />
<br />
　夕べは更新できずすみません。<br />
　6日目の途中経過です。<br />
　杉山愛選手は残念ながら、ロシアのクレイバノワにストレートで負けてしまいました。今は記者会見を待っているところです。<br />
　今日の杉山選手はサービスの入りが今ひとつで、クレイバノワのパワーを制御下におけず、ゲームを支配できなかったのが辛かった……。<br />
　前回が最終試合、今回が第1試合というのも、微妙に影響したのかもしれません。<br />
<br />
　しかし、クレイバノワはパワフルでした。動きがいい選手ではないですし、さほど器用でもないのですが、変則的な打ち方ながらコートに強いボールを入れる力があり、ボールが入ってくれば厄介な相手、という感じでした。クレーやハードではわかりませんが、こういうタイプでも、芝での戦闘力はあるということなんでしょうか。<br />
　<br />
　今日からジュニアもスタートし、日本からも多くのジュニアが参加しています。<br />
　土居美咲選手はいきなり第1試合に組まれてしまい、負けてしまいましたが、この後、奈良くるみ選手なども出てきます。期待しましょう。<br />
<br />
　今日の予報はあまりよくなかったんですが、実は快晴に近く、日向で異様に暑いです。選手も大変だと思います。<br />
　取り急ぎ、速報として。<br />
-----------------------------------------------------------<br />
<br />
　さらにすみません。昨日のことを何にも触れてませんでした。<br />
　スタート時に少し雨が降りましたが、あとは一日天気が持って、ほぼ滞りなく終わった一日でした。本格的に雨が降り出したのは日没後でしたから、大会には何の影響もありませんでした。<br />
<br />
　昨日はサフィン対セッピが熱かった……。じゃなくて、イバノビッチが負けてしまった日でした。<br />
　相手は中国のジャンジー。サービス、ストロークともに鋭く、凄くソリッドなテニスでイバノビッチを倒しました。<br />
<br />
　番狂わせ、と言えばもちろんその通りなんですが、いいテニスをした方が勝者となった、という競技として単純な意味では、順当だったとも言えるのかもしれません。<br />
　<br />
　ジャンジーと言えば、04年に全仏で4回戦に進出した時のことを思い出します。当時はまだ中国テニスはこれからという時代。彼女が最初に成功した中国人女子でした。尊敬する選手に杉山愛選手を挙げていて、「中国の杉山」なんていう言われ方もしていましたし、そう言われることに本人も悪い気はしていなかったような雰囲気がありました。<br />
　当時の中国選手たちはチームで行動していたようで、取材班が宿泊していたホテル(オフィシャルの中でも一番安いホテルです……)に、彼女たちも泊まっていて、いつも選手たちが仲良く、下のホールに集まっては、ホテルの近くの中華料理店に行って食事をしている姿をよく見かけました。<br />
<br />
　最近は中国の選手たちも、拠点がアメリカやヨーロッパにあったり、それぞれのチーム単位で行動するようになっているようで、当時の雰囲気ではないのかもしれませんが、これでまた中国女子が手強くなるんでしょうね。<br />
　だって、なにしろNo.1をGSで、ウインブルドンで破ったわけです。日本でなら大騒ぎでしょうから、当然、中国でも大騒ぎでしょうし、他の選手たちもその気になるんじゃないでしょうか。<br />
　<br />
　サフィンとセッピも熱かった。最後はもうほぼ真っ暗でした。あれでよくできるな、というぐらいの暗さの中での試合でした。<br />
　ジョコビッチ戦と比べると「悪い方のサフィン」が何度も何度も顔を出していましたが、なんとか振り切って4回戦進出です。<br />
　相手のセッピもうまいんですよ。とにかくミスがない。そして我慢強い。イタリア人なのに、すごく粘着質なテニスなんです。あ、イタリア人男性のイメージはC調でも、イタリアのテニスは案外うまさと粘りのイメージでしたね……。<br />
　セッピにはサッカーで有名な「カテナチオ」をかけられた、という感じもしました。そう考えると、イタリアのスポーツというのは、粘り強さが身上なんですね。<br />
<br />
　セッピはスピンで粘ることはもちろん、フラットでも粘れるというか、ミスせずに仕掛けることもできる選手でした。そして、精神的に切れないわけです。まるで、そろそろ相手の女の子は迷惑がってきてるのに、それでもOKと言うまでああでもない、こうでもないと口説き続けようとするイタリア人男性のように粘り強く戦っていたわけです……。<br />
<br />
　サフィンが一番苦手なタイプだったんでしょう。もう早仕掛けしてはミスし、強引に行ってはミスしを繰り返し、ラケットは3度投げ、ボールを2球観客席に打ち込みました(←数えてた)。　<br />
<br />
　それでも我慢に我慢を重ねて、勝ち切りましたよ。<br />
　試合が終わったのはもう9時半近く。日没が9時半ですから、ほとんど日没だったわけです。<br />
　試合後は、会場に残っていて、彼にサインを求めた観客全部にサインしていたサフィン。試合直後は「みんな喜んでくれたかな。だったらいいんだけど」と話していました。<br />
　この人はこういう意識が際立って強い人のようです。試合中はもう完全に自分の世界に入っているように見えますし、実際そうなんでしょうが、観客に自分がどう見られていたか、それを楽しんでもらえたか、をすごく気にする。だからうまくいかないと余計に腹が立つのかもしれないですね。<br />
<br />
　とまあ、そんな5日目でした。]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=473</comments>
 <pubDate>Sat, 28 Jun 2008 22:24:41 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[大会5日目の朝です　]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=472</link>
<description><![CDATA[　おはようございます。<br />
　大会5日目の朝になってしまいました。<br />
　昨日は、この方<br />
<br />
<br />
<br />
に加え、この方までが<br />
<br />
<br />
<br />
負けてしまいました。<br />
　犯人、じゃなくて立役者はこのお二人。<br />
<br />
<br />
<br />
　これで「おぉ!　世代交代か!?」というのは気が早すぎです。ここはウインブルドン。最近じゃ、全仏より「番狂わせ」が起きやすくなってる大会です。魔物さまもナダルが嫌でこっちに引っ越して来たのかもしれません。<br />
　試合後のシャラポワは半ば自暴自棄、ロディックは頭が真っ白、という感じでした。シャラポワなんて何を聞こうがもうまともに答える気なんてないわ、というムードがありありで、「どうもどうも、いやいや負け犬がのこのこ記者会見なんかにやってきちゃってすいませんね」(という表情、という意味です。こう発言したわけじゃありませんので念のため)という自棄状態。時々、泣きそうになったのをぐぐっとこらえてるのが何とも彼女のプライドの高さを感じさせました。<br />
<br />
　ちなみにクドリャフツェワ。かなり愉快な子で「マリアに勝ててうれしい!」と無邪気に大騒ぎ。マリアに対する明るいライバル心を笑顔で語っていました。<br />
　お父さんはレスリングの世界チャンピオンだったそうです。最近のロシアの女子選手たちはスポーツエリートのご子息が少なくないんですが、ソ連が崩壊した後のロシアでは、スポーツエリートたちも経済的にすごく困った、という話を聞きます(ソ連時代は五輪でメダルを取れば、それなり以上の年金と地位が確保されたんだそうですが、ロシアになってからはそれが全てなくなってしまったわけです)。娘は金が稼げる競技に、という気持ちが強かったのかもしれませんね。<br />
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　でも、そのせいか、最近のロシア女子たちには、どうにも骨太な選手の多いこと……。ミスキナやデメンティエワたちが「華奢」に思えるほどです。<br />
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　今日はモーレスモとセレナ、アンチッチとフェレールなど。アンチッチとフェレールは面白そうですね。お互いにプレーのコントラストが際立った選手同士ですから。<br />
　<br />
「次の相手はイタリア人だ。また小さなコートだろうね。でも構わないさ」と話していたサフィン。このコメントが効いたか、1番コートに入りました。セッピは一応第29シードですから、不思議じゃないんですが、テレビ中継の関係なんでしょうかね。<br />
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　ところで、このウインブルドンはテレビ中継の施設が付いたコートが9つもあるんだそうです。公式サイトで有料の動画配信もやってる関係なんでしょう。<br />
　しかし、観客はかなり置き去りな気が……。もう少し、アザーコートに椅子が増えてもいいんじゃなかろうか、と。<br />
　<br />
　おっと、杉山さんを忘れてました。<br />
　前に入っていた試合が長引いたこともあって、試合が入ったのが遅く。終わったのも日没直前。テレビで見ると明るく感じるかもしれませんが、実際にはかなり暗い中での試合でした。<br />
　ペネッタは現在好調。しかし、この日の杉山選手は最初から全開で飛ばしてペースを握り、そのまま押し切ってしまった感じでした。<br />
　これで3回戦進出です。3回戦ということはベスト32。世界の32人の勝者の中の一人、という意味です。彼女の今のポジションからすると、ほぼノルマ、少し上出来というところでしょう。もう一度勝つと上出来。ベスト8で凄い!　というのが杉山愛という選手の地位です。このハードルの高さも彼女が強ければこそ、なんですが、メインドローにいる選手の内、最年長級なのに、まだ強さが変わらないということは、もう少し評価されてもいいような気がします。]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=472</comments>
 <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 20:18:52 +0900</pubDate>
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 <title><![CDATA[大会3日目と4日目の朝です]]></title>
 <link>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=471</link>
<description><![CDATA[<br />
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　3日目も終わりました。<br />
　今日は何と言ってもサフィンでしょう。言い方は変ですが、ジョコビッチを相手に全く危なげなくストレートで勝ちました。久々に強いサフィンを見た感じです。現No.3、今年の全豪勝者であり、目下、ツアー3強の一角とさえ言われるジョコビッチを、かつてのNo.1で、全豪と全米の元チャンピオンが倒したわけです。<br />
　ただし、2回戦で。<br />
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　サフィンは長引くスランプからなかなか脱することができないままのシーズンを過ごしています。大会にエントリーした時点のランキングは75位。ジョコビッチに勝ったからと言って、急に上がるわけではなく、あくまでも3回戦に進出しただけで、この後の試合で負けてしまえば、ランキングも少しだけ上がる程度でしょう。ただ、これが何かのきっかけになり、今後のツアーでコンスタントに強いサフィンが戻って来られるようだと、ツアーにさらに不確定要素が増えて楽しくなりそうです。<br />
　とにかく、底力のある人というのは、やはり怖いという試合だったのではないでしょうか。<br />
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　初日にもお伝えした今年のコートの状態に関して、複数の選手たちが一様に「遅い」、「弾む」と話していて、サフィンもまた「コートを遅くしてくれた全ての人に感謝だね」と話していました。以前より確実に遅く、弾むようになっているのでしょうね。杉山選手も「天気がいいせいか、固くなってる」と言ってましたし、ダベンポートは「コートよりも、ボールが重いのが気になる」とのこと。これら複数の要素が合わさって、選手のタイプや対戦相手によって、色々と条件に違いが出ているのでしょう。<br />
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　とはいえ、コートもボールも全ての選手に同じ条件。この手の違いが大きく作用するか、といえば難しいところでしょう。確かに何年も戦って来たベテランたちには違和感があっても、若手にはないかもしれませんし、芝のコートで戦うのは年間に多くても3大会前後。誰か特定の選手にだけ有利になったり不利になる、というのは考え過ぎのような気もします。なにしろ選手たちは一年中、世界中を旅しては色んなコートで戦っているわけですから。ボールだって大会ごとに違うのなんて全然珍しいことじゃありませんし……。<br />
　問題は、状況に対処する能力の違い、なんでしょうね。それも経験を積むことで身に付いていく能力なんでしょうが、勝たなければ経験の蓄積もできませんし、1試合でできてしまう人もいれば、何年もかかる人もいる。もしかしたら、全然気にしない人もいるかもしれない。<br />
　そんな部分が差となって現れているんだろうな、と思います。<br />
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　話が逸れました。<br />
　<br />
　サフィンとジョコビッチに関しては本誌でじっくりやろうか、と思ってます。よって、あまりここでネタを使いすぎると、後が辛くなるので、この辺にしておきたいんですが、一つだけお話するとすれば、この試合、最初からジョコビッチが気で飲まれていたようでした。<br />
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　サフィンを尊敬するところの厚いジョコビッチ。ジュニア時代に一緒に練習してもらったことなども彼はよく覚えていたようで、「僕にとって、憧れの選手の一人だった」と素直に話していました。<br />
　<br />
　憧れの人と、ウインブルドンのセンターコートで戦う。しかし、立場は逆。彼は複雑な心境のままで、コートに立ち、そして気がつけば試合が終わっていたのでしょう。<br />
　ジョコビッチはまだ21歳。サフィンは28歳です。前回の対戦は05年全豪。ジョコビッチにとってはGSデビュー戦で、サフィンは優勝した年でした。この時のジョコビッチは、サフィンに全く歯が立ちませんでした。<br />
　今のランキングは正反対。ジョコビッチは優勝候補にも挙げられていた選手で、サフィンはノーシード。<br />
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　でも、少なくともこの日のサフィンに負けたのは、彼にとって傷にはならない気がします。今日のサフィンは本当に強かった……。今までどこに行ってたの?  というぐらい、サフィンのテニスでした。<br />
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　イバノビッチはデシュイにマッチポイントを握られたところからの逆転勝ちでした。しかも、デシュイのマッチポイントで、打ったフォアがネットに引っかかる、というところまで行って、そのコードボールが相手コートに落ちてくれたおかげで逆転となったわけです。<br />
　デシュイは試合後は激しく泣いたそうです。でも、記者会見に現れた頃には「それもこれもスポーツの一部。だからスポーツは美しいのよ」と言い切るまでに切り替えていました。美とスポーツ。フランス文化圏の彼女ならでは考え方かもしれませんが、プロスポーツは必ずしも勝敗だけではない、という本質を理解したベテランらしい考え方だと思います。<br />
　<br />
　連日、色んなことが起きています。<br />
　一つだけ気になっているのが、ウインブルドンのお客さんたちです。<br />
　みんな本当に我慢強い……。正直、観客にとって、テニスが見やすい大会ではないと思います。<br />
　それでもみんな、文句も言わずルールに従って観戦しています。入場者数も好天に誘われてか、史上最高ペースです。<br />
　しかし、これがアメリカやフランスだったら、観客と大会側が衝突するのは必至でしょう。大会もまた、観客のために席を作ったり、色々と工夫もするはず。<br />
　もちろん、ここでもフードコートの充実など色々な工夫はされているんですが、肝心の試合観戦のための施設はセンターと1番以外はもう、前世紀の作りのままのムード。来年以降も改修が続けられて「より観客にフレンドリーな大会」を目指すそうですが、もう少し、椅子を増やした方がいい気がします。<br />
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　もし、来年の大会に行こう、あるいはいつかウインブルドンに行きたい、とお考えの方は、今のうちから足腰を鍛えておいてください。1試合、立ち見できる体力と、行列に耐えられる精神力がここでは問われます。<br />
　選手だけでなく、観客も大変なのがウインブルドンですから。<br />
　<br />
<br />
　ところで、これを書いてあげる前に朝になってしまいました。<br />
　今は大会4日目の朝。晴天です。<br />
　午後から雲が出て来て、明日の予報はやや悪いのですが、ここまでまだ一滴の雨も降っていないので、そろそろあってもいい頃でしょう。<br />
　<br />
　今日は、第1試合にナダルとガルビス。ナダルは紹介しなくても皆さんご存知の通りでしょうが、この大会ではサービスがいいです。<br />
　相手のガルビスは、カッコいいです。松本潤に似てるような気がします。<br />
　注目してください。]]></description>
 <category>ウインブルドン2008</category>
<comments>http://www.nsks-smash.com/blog/index.php?itemid=471</comments>
 <pubDate>Thu, 26 Jun 2008 19:44:13 +0900</pubDate>
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