このコーナーは、本誌と連動する 『スマッシュ調査団』と『テニスフリートーク』で構成されています。
 『スマッシュ調査団』は、テニスに関する素朴な疑問を調査・解決していく、本誌で大好評連載中のコーナー。毎月寄せられる多くの依頼に本誌だけではとても答えていけそうにない。というわけで、インターネット部門を開設することになりました。このコーナーは随時更新していく予定なので、こまめにチェックして下さいね。依頼は、従来通り本誌宛へのお葉書はもちろん、インターネットでも受付けます。インターネット受付分から本誌への展開もあるので、「アレって何かな?」と思ったら、依頼してほしい!
◆応募方法
・下にある投稿ボタンより専用フォームを呼び出して、必要事項をすべてご記入の上送信して下さい。
・投稿されたご意見は、編集部を経由して随時このページに掲載していきます。(ただし、掲載にふさわしくない等編集部で判断したものは除かせていただきますので、予めご了承下さい)。掲載に際しては氏名のみを掲載しますが、ペンネームでの掲載を希望される方は、忘れずにペンネームを記入しておいて下さい。

発言するよりもまずほかの人の意見を聞きたい方は、 このまま下へスクロールしてご覧下さ い
スマッシュ調査団
過去一覧            

依頼内容751:最近スクールに通い始めたのですが、そこでコーチにサービスやストロークのとき に「ジャンプするな」と言われました。プロと比べるのもおかしな話ですが、写真 などを見ると身体が浮いているように見えます。ひざを曲げて作ったタメを一気に 解放すれば結果的にジャンプすることになるのではないかと思うのですが…?

新潟県のアニキさん

報告751:まず、依頼者がなぜそうアドバイスされたのかを想像しなければならない。ジャンプというのは、依頼者もおっしゃるように、結果としてジャンプしているケースが多いのだが、依頼者のジャンプが結果として、だったかどうかを改めて確認してみて欲しいのだ。
 また、ジャンプすれば、当然身体の軸を維持しにくくなるし、飛んだ後の姿勢が崩れやすくもなる。軸が崩れずにスイングができていて、着地した時にすぐに次の体勢に移れるバランスをキープできていればいいが、それらのどれかでも欠ければ、打った後にいきなり不利な状態になる。コーチはそれを見て、ジャンプするな、とおっしゃったのかもしれない。
 一度、自分の姿をビデオなどに撮り(最近は動画の撮影できるデジカメや携帯電話などもあるので、それを使ってもいいだろう。いや、便利な時代になったものだ)、確認してみて欲しい。

依頼内容752:最近壁打ちコートに友達とたまにいくんですが、もしJR鶴見駅〜品川駅間に壁打ちコートがあったら教えてください。多少駅を降りてから歩く場所でも全然構いません。お願いします。

神奈川県のオマーンさん

報告752:申し訳ないが把握していない。お近くの区役所などにお問い合わせいただいた方がよかろうと思われる。

依頼内容753:アガシがラケットをインスティンクトに変えたという話は本当なのでしょうか?よろしく御願いいたします。

福島県の通りすがりのテニス愛好家さん

報告753:すでに全仏などでのアガシをご覧になったと思うが、彼はインスティンクトを使用していたはずだ。ただし、クレーコート限定で彼がメーカーには無断で強引に使っていたというのが真相のようで、正確には変えてはいないらしい。
 というのも、ローマの大会が始まる前にテスト的に使ったところ具合がよく、あわてて必要な本数を彼が町のテニスショップで買いそろえた、という話を自身が記者会見で語っていたからだ。
 アガシはラケットの「使用契約」を結んでいる選手とのことで、実はこれは契約違反。ヘッド社からは怒られ、彼もおわびをしたという話を聞いている。しかし、続くベルリンでは本来のラケットに戻したものの、結果が悪かったためか、本番の全仏でもインスティンクトを持っていた。
 彼ほどの選手でも、ラケットの力を借りたくなるのがクレー。以前はあのサンプラスもクレー限定でラケット変更を思案したというし(結局実現しなかったが)、アガシは元々道具の変更にはあまり躊躇しないタイプ。いいと思えばすぐに試す人でもある。
 さすがに全仏までにはヘッド社とも何かしらの話し合いがもたれていたはずだが、真相は表には出てきていない。我々に言えるのはここまでだ。

依頼内容754:サフィンとロディックは両方パワー系ですが、なぜサフィンだけは天才といわれたりするのでしょうか

静岡県のかめさん

報告754:うーん、サフィンが天才、という話もあまり聞かないような気がするのだが……。
 いや、でも強いて言えば、確かにサフィンの方が天才度は高いかもしれない。何しろ、ロディックは練習好き、フィットネス好きでも知られているが、サフィンは飲み屋好き、遊び好きで知られ、ロシアの後輩であるヨーズニーが「僕がサフィンと同じ生活スタイルだったら、100位にだって入れない」とため息をついていたことがある。もちろん、サフィンだって練習していないわけでは全然ないが、彼はテニスを世俗的な意味での「仕事」として強く捉えている傾向があり、日本のサラリーマンのおじさんと同じく、仕事場(テニスコート)を離れたときぐらい、仕事のことは忘れたい、という傾向が存在するようだ。「テニスに生活の全てを捧げている」という人々から見れば、「サフィンはあんな生活態度なのに、十分強いんだから、天才なんだなー」という評価も出よう。
「あいつがもし、テニスに全てを捧げたら、女子のセレナ・ウィリアムズのように、全ての選手のうえに君臨できるような存在になれるのに」と、数年前のセレナ全盛時代に言っていたのは、ロシアのデ杯監督のタルピスチェフ氏だが、サフィンとセレナ。どちらも、「真剣にテニスに取り組んだら無敵」という意味では似ていると言えば、似ているかもしれない。卓見だ。

依頼内容755:「テニスのTV放映が〜」という話題がありましたが、日本でテニスが野球やサッカー位の位置になり、民放のテレビ局がWOWOW並みにテニスを放送するような時代になることが私のささやかな希望です。しかしそうなるには今の日本のテニスの位置を考えると難しいと思います。
 そこで素人アイディアがフッと浮かんできました。アイスホッケーのドラマをやればアイスホッケーがテレビなどで取り上げられるほどにもなる影響力がある木村拓哉さんがテニス雑誌やテニスの放送などで何らかの形で関わっていただければ、多分一時的なものでもテニスがブームになるのでは?と私は読んでいます。がどう思いますか?もちろん松岡修造さんも頑張っていると思います。
よろしく御願いいたします。

通りすがりのテニス愛好家

報告755:木村拓哉さんに協力していただけるなら、という業界はテニスに限らず多かろう。それに、上戸彩さんと「エースをねらえ!」という黄金のコンビネーションでも、それなりに効果はあったので、テニスに木村拓哉さんだったらもっと、とお考えになるのも理解はできる。しかし……。
 まずは、テニスをやる人が、テニスを見るという、自然な行為を、自然にやっていただけるようになるだけで、だいぶ違ってくるはずなのだが……。GSがやっている間は町中のテニスコートやスクールは閑古鳥が鳴き、みんなが集まってはGSの話題になる、という状況が、本来美しいテニスファンの姿ではなかろうか、とも思うが、どうにも日本のテニスファンの皆様の多くは、ご自身のテニスに最大の関心があって、テニスを見て楽しむという快楽には今ひとつ関心がないようだ。これはなんだかとってももったいない感じがするし、テニス界にとっても幸せな状態ではない。
 一説には900万人以上とも言われる日本のテニス人口の内、例えば、10人に1人がテレビ中継を見れば、非常に乱暴に計算すると90万世帯がテレビ中継を見ていることになる。これは日本の全世帯数の約3%に当たるが、10人が2人に、3人になっていけば、6、12とパーセンテージは増えていく。ほとんどが深夜時間帯のテニス中継で、10%を超えたら一大事だ。すわ、大ブームと見なされるはずだ。テレビ局はこぞって放送したがり、CM枠は飛ぶように売れ、木村拓哉さんも、わざわざ頼まなくても自分の方からテニスに関わってくれるようになるかもしれない。
 テニスファンがちょっとやる気を出すだけで、世の中はすぐにでも変えられる、のだがなぁ……。

依頼内容756:こんにちは。早速ですが質問です。今月号の尾崎さんのページに載っている「ヒップリフレクション」ですが、やってみたらできました。「反作用」という言葉で何となく体の使い方や感覚が分かったのですが、あまりにも簡単にできてしまったので本当にできているか心配です。なので、編集部の方の感覚でいいので、どんな感じ(腰やスイング等の)なのか教えて下さい。お願いします。

東京都のハルさん

報告756:いつもご愛読ありがとうございます。
 さて、同コーナーの担当編集者は、「きゅきゅっという感じ」となんとも文字だけのコーナーでは困り果てるコメントをしているが、簡単にできていいのではなかろうか。本来、意識して行なう動作というよりも、無意識に行なわれている動作に近いもので、言われなくても昔からやっていた、という人も多かろう。
 この動作はいち、に、さーん、ではなく、いち、に、のぉ、さーん。とでも言えばいいのだろうか。「のぉ」の部分がヒップリフレクション部分になる。うーん。言葉でだけではなんとも言いがたい……。

依頼内容757:前回は御丁寧な解答ありがとうございます。大変参考になりました。今回もよろしくお願いします。プロの連続写真なんかを見ているとインパクトのぎりぎりまで手首が曲げられていてることが多いのですが、これは一体どういう練習をしたらここまで柔らかい手首が手にはいるのでしょうか?あと、また、サーキュラースイングに関する質問なんですけど、まず、体の正面で縦に円を描きますよね?この後通常のスイングに入っていくって感じで良いと思うんですけど、どうも窮屈な感じがします。今更ですが、サーキュラースイングのメリットって何ですか?

クレーコーター

報告757:連続写真の最も危険な部分はここだ。1コマ、1コマは止まっているため、どうしても1コマの写真の形に囚われやすい。しかし、現実には動作の中の一瞬であって、目的はその形ではない。注意して欲しい。
 また、手首というのは本来やわらかいもので、硬く使うほうが筋力が必要だというのは、少し考えれば理解できるだろう。
 プロという人々は、必要な時に必要な部分には力を入れ、それ以外は脱力(必要以上の力を入れないこと)していることを身体が知っている人々だ。この力を入れる場所、脱力する場所、力を入れるタイミングと抜くタイミングというのは、スイング中に順に移っていくもので、しかも、スイングによって、ボールによって、打とうとする球種によって、全て微妙に違ってくる。こればかりは身体が覚えないと、理屈をいくら覚えても実践はできない。
 テニスの場合、上級者の方が、練習後でも、初級者より疲れていない顔をしていることが多いはずだが、これは初級者が余計なエネルギーを使っているからだと考えられる。プロたちというのは、それこそ物心がつく頃からずーっとテニスコートで過ごしてきた人たちだ。下手をすれば、寝ている時間を除いた、人生の半分以上の時間をテニスコートで過ごしているという選手もザラなのだ。普通の愛好家が80年の人生全てをかけてテニスに使う時間を、20歳前には過ごしちゃっている可能性がある人々と考えてもいい。半端ではない。もう根本的に打ってる球数が違うのだ。どうすれば手に入るか、という話題に対し、プロのようにという部分に力点をおいて、最も正確を期してお答えするなら、たくさんのボールを打って、一番強く、しかも力まず、正確に打てる打ち方を自分で探し、身体に覚えさせること、となる。
 サーキュラーの有利な点は、ラケットを加速するための距離を長くできること。小さなテイクバックから、一気に加速させるアガシのようなスイングは、超高等技術。スイングを加速させたいなら、大きなスイングの方が、より長い時間ラケットを加速するために力を加えやすい。また、上半身のプレストレッチングも無意識に行ないやすいサーキュラーのテイクバックの方が、強いスイングを作りやすいメリットもある。反対にデメリットは、大きなスイングをする分だけ、振り遅れやすいことだ。

依頼内容758:アガシの今使っているガットが何かわかりましたら、教えていただけないでしょうか?

北海道のかもめさん

報告758:アガシは用具をよく変える。したがって、今、現在、というのを最も把握しにくい選手だ。彼が次に出場する大会で、何のガットを張っているかは、その日に使う用のラケットのガット張りを依頼されたストリンガーさんしかわからないだろう。

依頼内容759:いつも楽しく読ませて頂いております。
最近ラケットのカタログを見て思ったんですが・・・「○○選手使用モデル」って書いてあるラケットが多いですよね!人気の「○○選手使用」って表示されるとラケットの売り上げもあがると思います(私もテニスを始めた頃は憧れの選手モデルのラケットを買いました)しかし、噂で選手は使用モデルのラケットを使用せずに、カラーだけ変えて使用モデルのラケットに見せてるって選手も何人か居ると聞きました。この噂が本当なら、これって「不当表示」じゃないんですか?しかもカラーだけ変えてるって事はラケットメーカーぐるみの悪質な違法行為だと思うんですが・・・この噂は本当ですか?選手側がラケットが合わず別のラケットに変えるのは仕方ないと思いますけど・・・

神奈川県のあがちっちの父さん

報告759:この話には抜け道がある。メーカーは「試合で使用している」とは一切言っていないのだ。いや、冗談ではない。仮に不当表示だ、違法じゃないか、法廷で争う! となった場合、確実にここは弁護側に突かれる部分だ。また、実際、契約を締結している彼ら彼女らは、新製品のテストは確実に行なっているし、練習などでは製品版をテストすることもある。試合で使うかどうかも選手個人の裁量で、メーカーがわざわざ偽物を「使わせているわけではない」とも逃げられるだろう。
 気分がよくないのもよくわかるが、この手の話題がどうしてあの訴訟天国アメリカで話題にならないか、に関しても考えてみて欲しい。アメリカの雑誌にも、堂々と「○○選手モデル」と書かれている。実際には疑惑のある選手とラケットであってもそう書かれているのだ。
 次元がやや異なるが、「オリンピック公式飲料」と同じようなものだと考えられてはいかがだろうか。別に五輪で飲まれるのはその飲料だけではないが、公認飲料だもんね、という地位……。無理があるか……。
 しかし、ラケットの場合は、その名前の出ている選手が確実にテストはしているし、その選手のためにメーカーは開発し、選手からも「これなら使ってもいいよ」とお墨付きはもらっているはず。まったく嘘、不当、というわけではないだろう。ただ、今は試合では使っていないだけです、と言われてしまえば、こちらはムムムムッとなるより他仕方がない。
 いや、調査団にはメーカー側をかばいだてする義理はないのだが、この手の話題は非常にデリケートなので、ちょっと腰が引ける。なぜなら、選手も「共犯者」になる可能性が高いからだ。

依頼内容760:今年、2005年のインターハイのテニスの開催地は近場の柏と言うことで観戦に行こうと思うのですが、注目の選手や学校があれば教えてください。まだ時期が早いですかね

千葉県のVER102さん

報告760:確かにまだちょっと早いが、本誌編集部のジュニア担当者のお勧めは、男子は湘南工科大付属高校で、同校の会田翔選手、杉田祐一選手。また、東海大菅生高校は成長株。女子は正直、抜け出ている高校はないが、強いて言えば、仁愛女子高校、長尾谷高校、共栄学園、筑陽学園、富士見が丘などや、園田学園などの伝統校も面白かろう。地元千葉は男子は東京学館浦安、女子は渋谷幕張が有力と思われる。
 ただし、ジュニアの大会は事前の力関係だけでは何も計れない。その時の勢いや、成長の度合いによってもあっという間に強弱の関係はひっくり返る。先入観をあまり持たず、いい選手や、ひいきの学校をみつける、という楽しみ方もあると思われる。
 また、アマチュアの大会は、プレーを見せることで賞金を得るプロの大会ではないので、観戦時にはプロの大会以上に観戦マナーに留意していただくことを要請したい。と言っても難しいことではない。移動時はコートの中でプレーをしていない時にするとか、プレー中にコートの中に聞こえるほどの音量でしゃべったりしない、とか、携帯電話は電源を切るかマナーモードにするとか、ごみはなるべく持ち帰る、路上駐車はせず、しかるべき駐車場に車は止める、などだ。コートの中の彼らの若き日の思い出を邪魔しないように、くれぐれも気を使っていただけると幸いだ。

依頼内容761:僕はテニスが好きなのですが、理由あって部活をやめてしまいました。月2万ぐらいで部活と同じぐらいの量が打てる方法はないでしょうか??あればぜひ教えてくだ
さいお願いします。

東京都のテニス大好きさん

報告761: 5000円でボールを買う。同じような境遇の友達を最低一人探して、公共のテニスコートで練習を積む、というのが解答だろうか……。テニススクールなどのジュニアコースで都内近郊だと、週1回、2カ月で大体1万5000円前後だから、若干予算オーバーだし、部活と同じ程度、にはなるまい(部活の活動実態によっては、週1回のスクールの方がはるかに練習密度が濃くなる可能性はあるが……)。
 お勧めは、週1回はスクールに行き、残りの曜日は自主練習を積む、という方法だろうか。多少予算はオーバーするかもしれないが、それしかない。それに、スクールにでも所属していないと、公式試合に出にくくもなる。検討してみて欲しい。

依頼内容762:毎月楽しく読ませていただいています、高校二年の、硬式テニス部二年目の学生です。僕は、ボールをスイートスポットで打つことができず、困っています。
いつもいつも他の部員と違って「カーン」と固い音がします。なので、どうすればスイートスポットでボールを打てるようになるのでしょうか?教えてください。また、サフィンをはじめ、固いラケットを使っていても快音が出せる選手は、いつもスイートスポットでボールを打ってるからなのでしょうか?そこも教えてください。

東京都のザルギンさん

報告762:スイートスポットで打つのはもう、たくさん練習して、感覚をつかんでください、としか言いようがない。原因はいくつも考えられるが、恐らく一番の問題はボールに対して集中しきれていないことか、他の動作が気になって、肝心の打つ、という動作への集中が散漫になっていることだと思う。シンプルに考えて、ボールを打ちぬく、という感覚だけでボールに集中し、たくさんのボールを、どんなボールを打ちたいか、イメージを明確に持って打って欲しい。球出しのボールでなくても、自分で手で落としたボールを打つ練習からでいい。プロでも当たりの感覚が狂ってきた場合には、手落としのボールを打つ練習をしているものだ。
 あとはもう、ミニテニスだ。ミニテニスを馬鹿にしてはいけない。サービスボックス内だけでボールをやりとりするミニテニスは、よほど技術がしっかりしていないと、ラリーが続けられない。どんなトッププロでもコートに入るとまずやるのがミニテニス。ミニテニスでできないショットはできないショットと言ってもいいぐらいなのだ。
 で、快音の元に関しては、彼らが相手にしているボールのスピードや、彼ら自身が発生させるスイングスピード、テレビで見ているとすれば、スタジアムの観客席による音の残響効果も考慮して欲しい。
 音を出しているのは、ボールとガット。スイートスポットで打てば、ボールの出す純粋な音のみになりやすいが、フレームに当たったりすれば、その音が混じるし、ボールにもちゃんとパワーが伝わらないので、音に不純物が入りやすい。
 とにかく、練習あるのみだ。

依頼内容763:最近、ふと疑問に思ったことがあります。男子の最速サーブの記録はロディックですが、女子選手で一番速いのは誰でしょうか?調べてください。また、日本女子選手で一番良いサーブを打つ選手は誰でしょうか?教えてください。

香川県のミスキナさん

報告763:女子の2004年度の最速記録はウインブルドンで203キロを計測したセレナ・ウィリアムズ。2位は全米で201キロを出したビーナスだ。
 日本女子で一番良いサービス、となると、何をもっていいサービスか、という問題はあるが、やはり杉山愛選手のサービスをもって一番とするのが妥当だろう。一般に日本女子でサービスを武器のレベルで使えている選手はほとんどいない。杉山選手のサービスもそれ単体で見ると、正直言って世界レベルでは並だ。しかし、彼女のサービスはその正確性とその後の展開力で、サービスゲームを総合力で見ると、日本女子の中ではやはり頭一つ抜け出ているのではなかろうか。浅越しのぶ選手の場合は毎年どんどんサービスがよくなっていて、サービスゲームも安心して見ていられる試合が増えてきた。

依頼内容764:毎度質問に答えてもらいありがとうございます。また、質問なのですが、プロが打つトップスピン(回転量重視)のスイング軌道は下から上後ろから上後ろから前のどれに当たるのでしょうか?できればナダル選手のものが知りたいです(今一番すごいスピンらしいので)お願いします。

愛知県の愛知の悪童もりぞーさん

報告764:ナダルのトップスピン、と一口に言っても状況により様々だが、攻めていった時のフォアのトップスピンのスイング軌道を依頼者の選択肢の中で敢えて選ぶとすれば、後ろから前と、後ろから上の中間ぐらいだろう。見た目の印象以上にボールを押し、かつ擦り挙げている、というより、潰し上げていると言ったほうが適当か。その軌道はちょっと他の選手にはないほどのもので、今のところ、彼独自のショット、彼の高いスイングスピードが現実にしている独特のものと言った方がいいかもしれない。

依頼内容765:今回も2つばかり質問させていただきます。よろしくお願いします。
サーブはできるだけ高い打点から打った方が良いのでしょうか?
僕は肩から手まで脱力しきって、腕全体を鞭みたいにして打っているのですが、それでも結構スピードは出ます。高い打点で捕らえるメリットとは何でしょうか?
次はガットのハイブリットについてです。スピンを多くかけるようにしたら、今まで2週間保っていたミクロスーパーが五日くらいで切れるようになっちゃいました。そこで縦にポリ、横にナイロンのハイブリットにしようかなと思うんですけど、打感は狂ったりしないのでしょうか?僕は結構、打感を大事にしているので、横にはエクセルプレミアムかネオナチュラルにしようかと思うのですが、大丈夫でしょうか?

兵庫県のクレーコーターさん

報告765:高い打点から打つメリットは、まず、依頼者がボールになったつもりで考えて欲しい。依頼者がボールだとして、低い位置から相手コートを見た時と、高い位置からコートを見た時では、ネットに邪魔されずに相手のコートが見える面積が変わるはずだ。当然、高いところから見下ろした方がより相手のコートがたくさん見えるはず。ということは、それだけ打てるコースの幅が広げられるということだ。ネットせず打てる範囲が広いのは大きな武器だ。
 次に打点が高ければ、落差による角度と、範囲の幅の大きさによって左右の角度もより大きくつけられる。当然、ボールを高く弾ませることもできるし、相手をよりコートの外に追い出せる。正直に言って、打点が高いことのメリットはあっても、デメリットはない。
 ただし、自分の身長と、打ち方の中で、一番打ちやすく、かつ威力が出せるというのは大事な要素。無理をして高い打点を取って、不安定化させる必要はない。
 ガットを変えれば打感は変わる。これは避けられない。打感は人によって様々に感じ方があるものなので、詳しくはプロのストリンガーさんのいるプロショップで相談してみて欲しい。

依頼内容766:僕は身長170センチの比較的小柄な高校生男子です。グリップは(フォアが)ウエスタングリップでしたが、レベルが上がってくるにつれてテニスの展開が早くなり、ウエスタングリップではついていけなくなってきたので、最近セミウエスタンくらいのグリップにしました。まだ不慣れですが、早い展開でテニスがしやすくなり、ボレーに出やすくなり、しかも相手の早いボールにフラットに当てやすくなったせいか、カウンターショットが打ちやすくなりました。
 そこで質問です。ヒューイット、コリア、グロージャンなどはプロの世界では比較的小柄ですが、みんなウエスタングリップくらいの厚いグリップだと思います。(ですよね?) 
なぜ小柄な選手は厚いグリップが多いのでしょう?カウンターがしやすくていいと思うのですが。また小柄でセミウエスタングリップくらいの人はいますか?

東京都のオスグッドさん

報告766:まず例に挙げられているようなトッププロの場合は、小柄でも、ストローク戦におけるパワーは下手な大型選手よりもずっと上だ。コリアは確かに厚いが、ヒューイットとグロージャンはそれほど厚くはない。大体ウエスタンとセミウエスタンの中間から、セミウエスタン付近を使っていることが多いはずだ。
 小柄な選手がなぜグリップが厚い傾向があるか、と言えば、バウンドの高さにその原因のいくつかを言及できるだろう。プロたちの打つボールは跳ねる。190センチ以上のサフィンがジャックナイフを使わないと、十分に叩けないほど撥ねているのだ。小柄な選手が高い打点を薄めのグリップで叩ききるのは難しい。グリップは当然厚くなる。この視点からでは、ジュニアの子どもたちのグリップが厚いのとほとんど同じ理由と考えても差し支えあるまい。

依頼内容767:ダブルスでのサーブ&ボレーについてお聞きします。
デュースサイドからは、センター(右利きの相手のバック)にサーブを入れて、リターンのコースを限定しておいて、ボレーで攻めるという分かりやすい戦術がありますが、アドサイドからは相手バックにサーブを入れるとよく厳しいアングルのリターンが返ってきて、なかなかファーストボレーが成功しません。センターにサーブを入れると、リターンを強打されてしまうし・・・。
やはりアドサイドでは、サーブ&ボレーはあまり価値のない戦術ということになるのでしょうか?

愛知県のダブルスプレイヤーさん

報告767:うーん、非常に申し上げにくいのだが、依頼文を素直に読むと、コースうんぬんよりも、依頼者のサービス力に問題があるのではなかろうかと感じる……。それに、アングルに返ってくるのなら、むしろ前に出ていないとそのままリターンエースの可能性もあるのでは……。
 依頼者の年齢を考えると、今から画期的に威力を上げるのは難しかろう。いや、無理とは言わないが、怪我の心配もある。ここは、相手に読まれにくいサービスの構築をお勧めする。依頼文を読む限り、コースや戦術の問題ではなさそうだ。

依頼内容768:こんにちは!僕はロディック選手が大好きです。
ロディック選手はどうやったらあんなすごいフォアが打てるんですか?

広島県のキャメロンさん

報告768:調査団はロディックではないが、本人に聞いたとしたら、きっと「よく食べて、大きくなって、毎日一生懸命練習することだよ!(ニコッ)」と言われそうだ。ちなみに英語を勉強すれば、ロディックの公式ホームページには、本人に直接質問できるコーナーもあるので、挑戦してみて欲しい(彼も全ての質問に答えているわけではないので運が良ければ、ホームページ上に返事を書いてくれる可能性がある、という話だが)。

依頼内容769:質問1・フェデラーの試合を見てると、なんだか他の選手よりもフレームショットの回数が多いような気がしないでもないのですが、どんな理由が考えられますでしょうか?
質問2・なぜナダルはフェデラーに対して強いのでしょうか?
質問3・私が今まで見てきたアガシの負け試合は、結構接線の内容だったのに、試合終盤でアガシがミスをポコポコ2〜3回繰り返してブレークされて負けるという試合が多いのですが、彼は昔からそういった傾向がある選手だったのでしょうか?
質問4・プロの選手はあまりオーバーサイズのラケットは使わないと聞いたことがあるのですが、何故アガシはオーバーサイズのラケットにこだわっているのでしょうか?
 この度は疑問に思ってたことをまとめて質問させていただきました。よろしく御願 いいたします。

福島県のシステムキッチンさん

報告769:1)数多くの試合全部のフレームショットの回数を調べることは事実上不可能なので、フェデラーのフレームショットが多いかどうかの事実関係はわからないが、印象上は確かに多い。しかし、理由は、彼も人間だから、ではいけないのだろうか。フェデラーがフレームショットをしたらいけないとでも依頼者はおっしゃるつもりだろうか。あのアガシだってフレームで打つ時は打つ。目測を誤ったり、ちょっと振り遅れることぐらい誰にでもあるだろう。
 以下は推論だ。彼は今時の選手にしてはスイング時にやけに頭を残す。これは彼がボールをよく見ている証拠、とよく言われるが、実は反対に、彼は元々目きりが早すぎて、成長時期のどこかの段階で、その時の指導者に「最後までボールを見ろ」と教わったゆえのフォームなのではなかろうか、と仮定してみよう。その結果、彼は非常にミスを少なくできたが、それでも時々見切りの早すぎの癖が顔を出し、フレームで打ってしまう。というのはどうだろう? しかし、理由なんてないと思うが……。
2)2005年全仏終了時でのフェデラーとナダルの対戦成績はナダルの2勝1敗。これでどっちが強いなどと結論を出すのは早すぎる。
3)負け試合というのは、そういうものだ。アガシだろうが、誰だろうがそう変わるものではない。それとも、試合の終盤にミスが出るのはアガシのスタミナが落ちてきたから、という結論が欲しいのだろうか? 強いて言えば、アガシという人の負け試合は、突然崩れて、最後はあっさり、というのが多かった。今もこの傾向は変わらない。正直に言って、粘り強いか否かという話をアガシにするとすれば、彼はかなーり淡白なタイプの選手に属している。
4)男子の場合、90〜100平方インチが最も多い。それが使いやすいからだろう。で、アガシはオーバーサイズが今も昔もお気に入りなのだろう。多分、「アガシは○○○○のグ○ファイトをずっと使ってたからだ」という説を出す方もいるだろうが、アガシが少年時代に最初に使っていたのはウッドだ。ウッドからオーバーサイズの炭素繊維素材ラケットに変えた時の新鮮さ、ありがたさを身にしみて覚えている、恐らく最後に近い世代の現役選手が彼だとは言えまいか。

依頼内容770:フェデラーとナダルはガットを何ポンドで張っているのか教えてください

青森県のaikiさん

報告770:申し訳ないがデータがない。継続調査とさせていただけると幸いだ。

依頼内容771:昨日の全仏決勝のナダル対プエルタを観ての感想ですが、ナダル、プエルタ、両方ともすごいトップスピンを打っていましたが、今月のスマッシュにもラケットはかぶせるな、みたいなことが書いてあったと思いますが、明らかに「ラケットかぶさってるやん」みたいな場面が多々ありました。そこで思ったのですが、どうしてラケットをかぶせて打ったらだめなんでしょうか?感覚的にかぶせた方がスピンがかかりそうな気がするし、実際は堂なのでしょうか?

兵庫県のクレイコーターさん

報告771:彼らの連続写真を見るとわかるが、多くの場合で、インパクト時に面が明らかにかぶせられているというほどにかぶさっている写真は少ない。しかし、かぶせた場面も存在もする。なぜか、と言えば、プロがフェイスがかぶるのは、スピンをかけるためではなく、コントロールするためだからだ。
 面がかぶって打っている場面というのは、下からボールが弾んできている途中の、ライジングか、それに近い状態で打っている形のはずだ。下から上昇してくるボールを前に飛ばし、方向づけをしつつ、かつボールの浮きを抑え、トップスピンをかけて返したければ、面はかぶる方向で当てないと、入射角が開きすぎ、ボールが浮きやすくなる(フラットに押す要素の強いボールなら、かぶせる必要はない。ライジングで打ってかつスピン、というのは実はかなり高等技術で、リスクが高いので、プロでもそう頻繁に面はかぶらない、というわけだ)。
 ま、理屈で言うとこうなるが、プロたちは、こんな入射角と反射角を意識してはいない。彼らは自然な感覚で面を調整している。また、「かぶせる」というのを意識すると、不必要なまでにかぶせてしまう人が多いので、「かぶせるな」と言われているとも考えられる。

依頼内容772:日本のプロテニス社会保障っていうのは他国と比べていい方なのですか悪いのですか?確か聞いた話によると日本でテニスだけで生活出来る人は鈴木選手と本村選手だけとかいう噂も聞きました。日本では野球やサッカーがメインで、テニスは割りかし人気が無い点(テレビであまり放映されない辺り)があるのは否めないと思います。しかしスペインやアルゼンチンとかサッカーが人気な国でもテニスは人気じゃないですか?では何故日本でプロテニスはあまり支持されないのでしょうか?特にジュニアもあまりプロを目指さない傾向がありますし。社会保障も日本は企業と契約出来る分、他国のテニス選手より経済的には優遇されていると思うのでもう少しプロテニスに人気があっていいと感じています。調査よろしくお願いします。

北海道の自由研さん

報告772:依頼者のおっしゃる「社会保障」というものの意味がよくわからないが、プロテニス選手は基本的に個人事業主。○○所属というスタイルで、社員扱いにしてもらっている、とかいう選手なら別だが、基本的に個人事業主が加入できる保険は国民健康保険であり、年金は国民年金。国によっての差異を比較するなら、テニス選手に限定する必要はない。社会保障制度を比べるだけでいい。これは国によって様々だが、どこかの国だけが飛びぬけていい、ということはない(先進国としては、日本はあまりよくない国の方に入るが……)。また、ATPやWTAにも年金制度は存在するにはするが、これはある一定期間以上、トップクラスの選手として、ATPやWTAクラスの大会に出場し続けることが要件となっている。
 しかし、どうにも誤解があるようなのだが、「プロテニス選手」というだけでは収入はゼロだ。プロテニス選手は賞金稼ぎ。試合に出て勝たなければ、収入はない。社会保障、というのがプロ選手というだけで得られる何かの保証、という意味なら、基本的にそんなものはないと強く心得て欲しい。強ければ賞金収入のほかにも、メーカーや各種の企業からのCM契約などが舞い込んで、副収入も得られるだろうが、弱い選手にそんなものはつかない。これは、チーム競技の野球やサッカーとは違う部分だ。野球やサッカーだと、チームに所属しているだけで年棒がもらえるが、クビを言い渡されたら、競技も続けられないというキビシイ側面がある。一方でテニスは本人が望み、資金が続く限りは進退は自分で決められる、という自由な面もある。しかし、テニスは世界で100番以内に入らないと、トップクラスとは言えない。「世界で」100番に入らなければいけないので、これは大変だ。実は日本を含め、世界中のテニス選手には、平日はアルバイトで収入を稼ぎ、資金を貯めてツアーに出ているという選手が本当にいーっぱいいる。いや、むしろ、そっちの方が多いかもしれないぐらいだ。
 また、鈴木、本村だけがテニスで生活できる、という話だが、これは日本の場合はそうでもない。確かに賞金総額だけを見れば、多分、この二人ぐらいだろう、と思われるのも理解できるが、日本の特殊事情として、ATPで500位台だと、国内ではトップ10になる。つまり、このランキングでも、メーカーや企業などからある程度の支援を受けられる可能性が高いので、ほとんどテニスだけで生活ができている。この面から言えば、日本は国際的に恵まれている方だ。なにしろ、スペインで20代後半でグランドスラムの予選にも引っかからないようなレベルでは、その選手が元々よほどのお金持ちでもない限り、選手生活は続けられない。日本のトップである鈴木貴男選手のランキングをもってしても、スペインではその他大勢以下の選手だからだ。
 日本でテニス人気が今ひとつな理由は、いくつもあるだろう。強い選手がいない、人気のある日本人選手がいない、テニスに魅力を感じない……などなどが代表的だろうが、人気があればテレビ中継もあるはずで、テレビ中継が少ないから、は理由にはならない。
 今、テレビ中継がなくなりつつあるのは、はっきり言おう、テレビ局の責任とばかりは言えない。一部のテニス原理主義者の皆様の仲には、「世界中で人気があり、高い関心が持たれているテニスを日本のテレビ局が中継しないのは、ジャーナリズムに反する」などと息巻いていたりすることもあるようだが、テレビ局も視聴率がないものを中継できない。中継がなくなったのは、日本のファンがテニス中継を見なかった、ということが過去にデータに出てしまったからのはずだ。これを払拭するのは並大抵のことでは無理だ。以前から調査団が「テニスを見ましょう」と呼びかけているのはこのためで、近くで大会があれば、いいカードがあってもなくても、テニスを盛り上げようという義侠心で行きましょう、とお願いしているのもこのためだ。観客席が人で埋まっていれば、テレビ局だって、「また中継を再開しようか」という気になるだろうし、スポンサーだって「テニス番組にCMを打てば効果がありそうだ」と感じるかもしれない。そうなれば、全てがうまく循環していく。900万人とも言われるテニスファンにはその力がすでに十分にあるはずなのだが……。
 ジュニアがプロを目指さないのは、やはり、リスクが大きすぎるからだろう。テニス選手で成功できるのは、世界でもほんの一握り。そんな存在に自分が成れる、と真剣に思えなければ、普通の人生を選択したくなるのも無理はない。最近の子どもたちに「将来なりたい職業」を訪ねると、結構な子どもたちが公務員、と答えるらしい。子どもの間から夢よりも安定……。これはもう間違いなく、大人が悪い。今の大人たち、テニスの場合は今のトップ選手たちが子どもたちに夢を与えていない証拠だ。今の日本のトップ選手たちは、猛反省のうえ、精進して欲しいと思う。

依頼内容773:ぼくはクイックサーブの練習をしているのですがどのような練習が効果的ですか?プロの方が実際に行っていた例などがあればおしえてください。

岡山県のYTさん

報告773:今、どんなサービスを打っていて、目指すクイックサービスがどんなのかがわからないし、何かがうまくいっていないとか、これはうまくいっているとかがないとなんとも調べようがない。

依頼内容774:1:よく実況で「〜はこのショットが決まり始めればリズムに乗れるようになる」とか「今日の〜はリズムに乗れていないですね」などの言葉をよく聞きますが、このリズムとは具体的には一体どのようなものなのでしょうか?
2:バックハンドの打ち合いだけを見たら、絶好調サフィン>=アガシ>=通常サフィンがプロの中でトップに位置すると思いますが、さらに上には上がいますか?
3:フェデラーとサンプラスの比較は周りの選手の言葉からは知ることができますが、フェデラー本人は現在、サンプラスのことについてどう語っているのでしょうか?
4:某少年漫画を見たら、主人公らしき人が相手選手に近距離でドライブボレーを顔面にぶつけていましたが、影響力が強い漫画なだけにマネしたりするちびっこが出やしないかと心配です。実際にこれをしたら乱闘にでもなりそうな気がします。そこで質問ですが、プロが故意に相手にこのようなことをしたら警告でしょうか、それとも罰金になるでしょうか?よろしくお願いいたします。
5:インターネットのとある場所でプロスタッフTOURの95インチというものを目にしたのですが、プロスタッフTOURの95インチというのは存在しているのでしょうか?
 長くなりましたがよろしくお願いいたします。

福島県のいきなりダイヤモンドさん

報告774:1)リズムはリズムだ。この場合は流れと言ってもいいし、イニシアチブと言い換えてもいい。要するに自分のやりたいようなテニスができている状態を「リズムに乗っている」と言い、違う言葉で言えば、調子の波に乗っていると言ってもいい。より具体的に言うとすれば、例えば、ロディックがサービスで主導権を握れていて、楽にサービスゲームを支配できていて、時々浮いてきたボールをフォアで思い切り強打できていれば、リズムに乗ってくるだろうし、例えばアガシはリターンでウイナー級を連発、ラリーでは自分の思い通りに相手を動かしていられる状態が、リズムに乗れている状態だとも言えよう。こういう時の選手というのは、まるでダンスでもしているように歩く姿まで何か、リズムに乗っているように小気味いいことが多いことから、こういう言われ方をするようになったのだろう。
2)バックのラリーだけで序列をつけることに意味を感じないし、男子のテニスにおいて、サーフェスも無視した状態では議論の前提も成していないと思う。クレーコーターとクレーでバックのラリーだけで戦ったら、サフィンもアガシも並のプレーヤーだとは考えられないだろうか。はっきり言おう、上には上がいる。これが一番だ、と思っても、局面や時期、調子によってさらに上がいるものだ。バックのラリーだけなら、チャレンジャーレベルにだって、凄いのは世界中にいる。大体設定が強引すぎる。テニスで何か一つを抜き出してベンチマークできるのは、せいぜいサービスの最高速度ぐらいだ。
3)「サンプラスと比べられるのはうれしいけど、まだまだ僕はその段階の選手じゃない」というのが、最近のフェデラーが言っているコメントだ。GSタイトル14勝のサンプラスと、2005年ウインブルドン以前ではGSタイトル4勝では比較の俎上に挙げられるだけでありがたい、というのが「建前」だろう。さすがの彼もそこまであつかましくはないようだ。
4)つい先だっての全仏で、相手の顔面にドライブボレーを当てちゃったのが、ガウディオだ。彼はあわてて謝罪していたが、相手は激怒して当然無視。この模様は珍プレーとして繰り返し地元のテレビでも流されていた。しかし、明らかに故意であれば、警告の対象にもなるだろうし、悪質さが深刻と判断されれば即時失格もありうるだろう。しかし、相手の顔面というのはせいぜい30センチ四方でしかも動く標的。そんな細かいコントロールがあるなら、きれいにパスを抜けるはずだ。
 ちびっ子はくれぐれも真似しないで欲しい。第一、そんなところに狙って打ったとしても、相手に避けられたら、アウトになる可能性が高い。
4) プロスタッフTOURの95インチ、というのは存在しない、はずだ。少なくともカタログ上にはない。もし、あるとすれば、試作品の一部が出回ったか、海外版が考えられる程度だが、海外でも95インチ版は、該当ラケットのラインナップには見当たらない。何かの間違いではないだろうか。

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