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ラケットfeelingインプレッション

ヤラセなし企画!
連載/第84回

 ダンロップが従来の「ダイアクラスターリム」は残しつつ、新機能を取り入れた「ダイアクラスター」シリーズを展開し始めた。
 まずは鈴木貴男使用の『ダイアクラスター1.0TP』。タッチ&コントロールが売りのツアーモデルで、ナイロンリム製法からヒートコンバート設計に切り替えたのが特徴だ。
『ダイアクラスター2.0+WS』と『同4.0WS』は、新開発のウェーバーシステムを搭載。2重構造のグロメットがストリングの可動域を広げ、ホールド感の向上と、スイートエリアの拡大をもたらすという。『2.0+』のほうが競技寄りの設定。なお、『2.0』は先月号の別冊で試打したので、今回は『+』を取り上げた。
 最後は『ダイアクラスター7.0DB』。縦糸を大胆に延長したデュアルブリッジシステムが、105サイズとしては驚異的なパワーを生むという。

DIACLUSTER
1.0 TP
DIACLUSTER
2.0+ WS
DIACLUSTER
4.0 WS
DIACLUSTER
7.0 DB

ダイアクラスター
1.0TP

ダイアクラスター
2.0+WS

ダイアクラスター
4.0WS

ダイアクラスター
7.0DB

●価格/税込み33,600円(本体32,000円)
●フェイス面積/95平方インチ
●全長/27インチ
●平均重量/320g
●フレーム厚/22mm均一
●平均バランス/300mm
●ストリングパターン/16×18
●素材/グラファイト+ダイアモンドカーボン+ダイポルギーエポキシ
●グリップサイズ/2、3
●推奨テンション/50〜60ポンド(※今回はバボラ『エクセル130』を55ポンドで張り上げ)

●価格/税込み33,600円(本体32,000円)
●フェイス面積/98平方インチ
●全長/27.5インチ
●平均重量/310g
●フレーム厚/21mm均一
●平均バランス/315mm
●ストリングパターン/16×19
●素材/グラファイト+ダイアモンドカーボン+ダイポルギーエポキシ
●グリップサイズ/1、2、3
●推奨テンション/50〜60ポンド(※今回はバボラ『エクセル130』を55ポンドで張り上げ)
●備考/全長27インチの『2.0WS』もラインナップ

●価格/税込み33,600円(本体32,000円)
●フェイス面積/100平方インチ
●全長/27インチ
●平均重量/290g
●フレーム厚/24mm均一
●平均バランス/325mm
●ストリングパターン/16×19
●素材/グラファイト+ダイアモンドカーボン+ダイポルギーエポキシ
●グリップサイズ/1、2、3
●推奨テンション/50〜60ポンド(※今回はバボラ『エクセル130』を55ポンドで張り上げ)

●価格/税込み35,700円(本体34,000円)
●フェイス面積/105平方インチ
●全長/27.25インチ
●平均重量/270g
●フレーム厚/24〜26mm
●平均バランス/345mm
●ストリングパターン/16×19
●素材/グラファイト+ダイアモンドカーボン+ナイロン+ダイポルギーエポキシ
●グリップサイズ/1、2
●推奨テンション/45〜55ポンド(※今回はバボラ『エクセル130』を50ポンドで張り上げ)

筋力:★★☆☆☆ 
技術レベル:★★★★☆
30代中盤女性。テニス歴14年。身長165cm。
女性としてはスイングが速いほうで、球質はナチュラルスピン系。ネットにも積極的に出る。コントロール性の高いトップライトモデルが好み。
筋力:★★★★☆ 
技術レベル:★★☆☆☆
30代中盤男性。テニス歴6年。身長170cm。
パワー志向のストローカーで、ボレーは苦手。とにかく振るのを身上にしている。イーブンからトップライトで、しなやかな打感のラケットが好み。
筋力:★★★☆☆ 
技術レベル:★★★★★
40歳の男性。テニス歴27年。身長165cm。
トップスピン主体のオールラウンダー。食いつき感があり、トップライト気味で、打感がマイルドなラケットが好み。パワーサポートも少し欲しい。
筋力:★★☆☆☆ 
技術レベル:★★★☆☆
30代前半女性。テニス歴10年。身長160cm。
ストローク主体だが、ボレーも練習中。攻撃的なストロークが打ちやすく、つかむような打感のラケットが好み。重いラケットは疲れるからパス。
筋力:★★★★☆
技術レベル:★★★★★
20代前半男性。テニス歴7年。身長175cm。
5月から加わった新人。専門学校のテニス科出身で、コーチ資格も持つ。多彩な球種やコースを駆使する技巧派。面の小さい競技系モデルが好き。
筋力:★★★☆☆ 
技術レベル:★★★☆☆
30代後半男性。テニス歴17年。身長164cm。
厚い握りでフラット系のボールを打つストローカー。ボールが面にのめりこむような打感が好き。重めのラケットのほうがスイングが安定する。
DIACLUSTER 1.0 TP

 

従来の1.0よりも若干軽く感じるし、パワーもあるようなムード。ただ、その分だけフレームが硬くなったような印象があって打球音がやや金属的。しかし、非常に振りやすく、コントローラブルで、どんなボールでも自在に作りやすい。押し込んで打ちに行くのはもちろん、合わせて返すも自在。凄く気に入った。

 

金属音は苦手だけど、それを除けばほぼ満足できるツアー系。重みはあるのに振りやすいという、個人的には凄く好きな仕様。打感は、残念ながら従来のリム1.0に、一歩も二歩も及ばず。改めて、ピュアリムの醸し出し得たフィーリングに脱帽した次第だ。操作性重視の競技者やアスリート層に喜ばれそうな雰囲気。

DIACLUSTER 2.0+ WS

 

確かに芯を外しても予想外に返ることが多く、助けられた。ただ打感がどうもしっくり来ない。オフセンターでもさほど悪くないのは長所だが、真芯で捕らえたときのクリアさも少し欠ける気がする。あと、ヘッドを回して叩く強打は、長い分だけレギュラーの2.0よりいい。反面、押し込まれたときの操作性は落ちるが。

 

今回の4機種の中では一番抑えが利く。また、オフセンターしてもそれなりに返ってくれるのは強打者にうれしいところ。グリグリのスピンを打つよりは、フラットで叩いていくほうが良いだろう。操作性も良く、ボレーが気持ち良く打てるので、攻撃的オールラウンダー、ネットプレーヤーにお勧めできそうだ。

DIACLUSTER 4.0 WS

 

どちらかというとディフェンシブなラケットな気がする。ハードヒットをしようと思うと、ラケットからのパワーをあまりもらえなくて、飛びも抑えられている感じがするので、相手のボールを利用しようと考えるタイプのほうが合いそう。このラケットも振動止めを付けると随分とマイルドな打球感になった。

 

振った感じ、軽い印象。重くないから操作性抜群。ストロークやサービスの振り抜き、ボレーの取り回しのどれをとってもハンドリングにストレスなし。ただ、重みを感じにくいため操作が雑になりがちではあった。対象は、メーカーが想定するほど競技性は高くないというのが私感。初中級からでも十分使えると思う。

DIACLUSTER 7.0 DB

 

一見、もっと飛ぶラケットかと思ったが、デュアルブリッジで面が大きく見えていたようだ。パワーは他のラケットに比べれば確かにあるが、どフラットに当たりさえしなければ飛びすぎるストレスはない。スピン、スライスがかけやすく、もちろん合わせるショットもOK。見た目より使い勝手の良いラケットだ。

 

万能ぶりに驚いた。楽チン系かと思いきや、ガンガン振って使える。食いつきがいいから強振してもスピンがかかり、スライスもしっかり乗っかり、ボレーもこなせる。そしてピンチではそのハイパワーが助けてもくれる。不満点はヘッド方向のスイートエリアが意外に狭いこと。DBだからポイントが手元寄りなのかも。
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